BLOG ブログ

CONTACT お問い合わせ

クロスが腐食!結露が原因か?

絶対にしちゃダメ!結露をほっておいたらカビが発生!部屋中カビだらけの危険性が!どうしたらいいの?カビ現場の事例を紹介します。

クロスが腐食?

長年生活をされていると、いろんなところが痛んできたり壊れたりで困ったことありませんか?
そういった経年劣化は補修や交換などでなんとか対応はできるものです。
しかしその日問い合わせがあった内容は、お部屋のクロスがだんだんと黒く変色してきているので見てもらいたいという問い合わせでした。
すぐさまお宅に伺い現場調査を進めると、どうやら窓際から下のクロスが黒く変色しているのです。
お客様によれば窓際がいつも濡れているということでした。
夏場はいいのですが寒くなってきた冬場などは、室内でエアコンをかけるため外との寒暖差で結露が発生する原因となるのです。
クロスをめくってみると壁がボロボロになっていました。
すごい状態でしたが原因は結露による腐食!
ほおっておくと部屋中に影響が拡がる可能性があるので早急に対応しましょう。

結露をほおっておくと?

結露は水分です。水分をほおっておくとクロスがというよりも下地の木や石膏ボードに水分が含まれます。
水分が乾かずに放置された結果、木や石膏ボードが腐食していくということです。
その下地の腐食が拡がり外にあるクロスにシミのように出て変色につながります。
ですのでクロスが変色しているのではなく、黒い変色の正体は『カビ』です!
カビをほおっておくと悪臭やアレルギーの原因にもつながります!
その状態で生活を続けていくと病気の原因にもつながりますので、お子様が居られる家庭では特に悪臭やアレルギーには気を遣いたいですね。

これも腐食かな?

腐食が拡がる前兆として考えられるのが、クロスのめくれや空気が入ったみたいにポコっと浮いてくる現象が挙げられます。
クロスは下地に対して強力な専用の糊でまんべんなく貼られています。そのクロスがめくれたり浮いてくるようなことがあると、その部分が糊でひっついていないということになります。
糊というのは水分を含むと剥がれようとするので、粘着がなくなりめくれや浮きの原因になっている可能性があるということです。
こうしたちょっとしたサインを見つければ被害も最小限に抑えることができますね。

そうなる前にどうすればいい?

結露に対しての腐食を抑えるためには、窓廻りの水分をとるということです。
地域や建物の構造にもよりますが、寒暖差での結露はどうしても出てきます。朝窓を開けようとするとビチョビチョってことも珍しくありませんよね。
その時に冊子廻りや窓ガラスなど濡れている箇所を小まめに拭き上げるようにしましょう。
市販されている結露防止テープなどがありますが、はじめは助かりますが結果的にテープ自体がビチョビチョになり、それを繰り返し使用することでテープ自体にカビが発生することもあります。
結露防止テープを使用する場合は小まめに貼り替えるようにしましょう。
あとは通気口を開けたり、定期的に換気するようにすると結構効果がありますよ。

まとめ

いかがでしたか?
今回のお宅では下地とクロスを貼り替えて今や快適な生活に戻られました。
お家も人と一緒でいろんなサインを出しているんですね。長年暮らしていくお家のことをもう少し気にしてあげてはどうでしょう。

当内装リフォーム会社は兵庫県伊丹市を中心に様々なリフォームを行っております。
お家のことでのお悩み、質問などなんでもご相談ください。
お問合せお待ちしております。